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12. 一見異次元 -エッセイ

「一見異次元」

私の実家では元来、仏事を営むことを生業としてきました。今回は、皆さんが抱いているであろう、仏教・寺院にまつわる誤解を2つ、ご紹介したいと思います。
1つ目は、お経にまつわる話です。怪談話などでよく使われるフレーズ、「どこからともなくお経を読む声が…」。これを読んだだけでゾクッとされている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、お経というのは元々、お釈迦様の教えをまとめたもので、有り難~いものなのです。昔々、どこぞのお坊さんが山中を歩いていると、悪霊が襲ってきたため、お経を唱えると、悪霊は慌てて退散していった…、という話もあるほどです。
「どこからともなくお経を読む声が…」。これが不気味なのは、その場で通常起こるはずもないことが起こるから不気味なのです。お経だから不気味なのではありません。従って、お経の代わりにラジオ体操が聞こえてきても同じく不気味に感じるはずなのです。または「夜、どこからともなく“だるまさんが転んだ”に興じる子どもたちの声が…」とか…。
もう1つ。皆さん、肝試しに参加されたことはありますか?夜、一人ないし二人ペアになってお墓をぐるっと一周してくる、あれです。私も昔、近所の友達とよくやりました。その頃は何の疑問もなくキャーキャー騒いでいましたが、大きくなってふと気付きました。なぜお墓でやるんだろう?
一般に、「お墓には霊がいてもおかしくない」と思われてはいないでしょうか。しかし、代々住職が故人を弔うために法要を営んできたのですから、そんなことはないはずなのです。もし、「○○寺では霊が出る」という風聞があるとすれば、それは住職の怠慢、技量云々という話になります。住職の、ひいては寺の沽券に関わることなのです!(霊がいるか否か、法要で故人が成仏するか否かはまた別の話として。)皆さま、お墓は怖くありません。今後肝試しに参加される際は、安心してお臨み下さいね。
  1. 2011/04/03(日) 09:50:16|
  2. エッセイ

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