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50. 不思議な出会い -エッセイ

[不思議な出会い]

私の不思議な出会いをご紹介します。あれは、今から2年前の桜の咲く時期のことでした。
京都で友人と待ち合わせをしていた私は、東京駅から新幹線に飛び乗りました。自由席が満席状態だったのですが、たまたま1つ席があいていて急いで座りました。持ってきたパンでも食べようかなーとのんびり車窓を眺めていたところ、隣の席の初老の男性がそわそわとし始めました。と反対側の、高校生らしきイケイケのお姉ちゃんに一生懸命に何か聞いているのですが、お姉ちゃんは無視。それでも、何か慌てているようなので、「どうしたんですか?」と聞いてみました。すると、「私は整体の学校の校長なんですが、学校のの卒業式に向かうのに他の先生とはぐれてしまった。多分、一本前の新幹線に乗っているはずなのだが、どうやって連絡を取ったらいいのか・・」と困った様子でした。

*注意(私)「先生」
(携帯電話で連絡してみたらどうですか?)「携帯は持たない主義で」(じゃあ、私のを使ってください)「えーー、いいんですか。すみません借りていいかな」

しかし、携帯でかけても、相手は電話を切っておりつながらない状態でした。

「どうしたら連絡がつくんだろう・・・」(車掌さんに言って、前の新幹線に連絡してもらったらどうでしょう?)「そんなことできるのかな?」(できますよ、きっと。車掌さんを探してきますね)

結局は車掌さんが連絡をつけてくれ、やっと先生は安心しました。ほっとした空気が流れ、小田原も過ぎた頃、先生が突然、

「さっき、あなたの手相を見たのだけれど、あなたは強いな、強すぎる」(え?・・・・)「あなたの旦那さんは、きっと非常に優しい人でしょう」(・・・私は結婚してないんですけれど)「あっそう、じゃー結婚する相手は、あなたの言うことは何でも受け止めてくれる、非常に優しい(気の弱いも含まれているようでした)人だと思いますよ」(本当ですかー、今度紹介してくれるって言う話もあるんですが、その人でしょうか?)「いや、それはどうかな。ちょっと手見せて」(私→手相を見てもらう)「今度会う人は、違うと思います」

まず、私の手相をこっそりチラ見していたことに驚き、私のことを「強すぎる」と言ったことに(何で知っているんだろう)と驚き。そこからは、先生の話(自分は人生でこんなに成功したと言う、自慢話が大半でしたが)にひきつけられ、京都までの2時間半程、話がつきませんでした。私が京都で降りる時には、私たち2人はギッチリと握手を交わし、先生からは「あなたはきっといい人に巡り合いますよ」とのお言葉をいただき、お別れしました。

家に帰ってから、先生が言っていた先生の学校を調べましたが、見つかりませんでした。そして、それから間もなく出会った人とは、先生が言ったとおりに上手くいかず・・・・。友人にその話をしたら、「学校の名前も見つからないなんて、きっと騙されたんだよ」と言われました。確かに、先生の成功体験は面白すぎ、ちょっとした街頭セールス並みでしたので、全てが「嘘」だったのかも知れません。でも、「あなたはきっといい人に巡り合いますよ」と言うのは嘘では無い!と信じたい、信じないとやっていけない!と思い早2年。一体、いつ見つかるのか時期を聞くのを忘れたので、再び手相を見てもらいたく、新幹線に乗るたびに先生を探している自分がいます。
  1. 2011/04/04(月) 10:05:41|
  2. エッセイ

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